私共の法人の始まりは、昭和56年4月に旧厚生省からエンゼル保育園の設置認可を受けたことに始まります。
当時、私は弁理士として独立して国際特許事務所を構えていたのですが、家内がどうしても保育園をやってみたいというので、その望みをかなえるべく東奔西走して保育園の設置認可を取り、同時に社会福祉法人格も取得したわけであります。名称は捷雄の「かつお」と初美の「はつみ」をかけ合わせて「かつみ会」としました。これが法人名称の由来であります。
その後、暫くはエンゼル保育園と学童保育室を運営してきたわけでありますが、平成12年に介護保険法が施行されるのに合わせて、当時の岡部町当局からの勧めもあって、高齢者介護の世界に入り、その後、保育園、学童保育室、高齢者介護、障害者支援等の施設を拡充させて今日に至っております。
私共は保育、高齢者介護、及び障害者支援を行うにあたって、「心」というものを大切にしております。私共は、この「心」をもって、利用者の皆様一人ひとりの生き方、主体性を尊重し、思いやりと、温かさと、安心を誠意をもってお届けできるようにすることを心掛けて日々の業務を行っております。
私共の法人が現在ありますのは、地域の皆様並びに行政当局のご理解とご協力、そしてたゆまない努力を惜しまなかった職員の皆様のお蔭であります。ここに深く感謝の意を表します。
今後は、なかなか将来が見通せない社会において、子供達や、高齢者並びに障害者の皆様に寄り添った業務を行い、皆様のお役に立てるよう精一杯頑張ってまいりたいと考えておりますので、より一層のご支援とご指導の程をお願い申し上げます。